佐賀鋳物株式会社

佐賀・小城・多久

昭和11年の創業以来、銑鉄鋳物を製造販売する佐賀鋳物。船舶用部品を中心に、さまざまな産業用部品の注文に柔軟に対応。鋳造に携わる作業者の半数以上が鋳造技能士1級を保有し、一貫した手込め鋳造による少量多品種の生産を行っている。

放送日:2017年12月27日

前回に引き続き今回は、いよいよ鋳型に金属を流し込む「注湯」作業に入ります。
注湯とは、金属の塊と様々な材料を1400℃の高温で溶かした物を小分けして鋳型に流し込む作業のことを言います。
鋳物の出来に大きく左右する注湯作業の極意は「静かに早く」といわれ、高い技術を持つベテランがこの作業を務めます。

放送日:2017年12月20日

今回は鋳物づくりの現場に密着します。製品に空洞がある複雑な形の鋳型づくりには、高い技術が要求されます。
「中子(なかご)」とは、製品内部の空洞部分の型のことで、この方案が鋳物づくりで一番難しいそうです。
その後、鋳型とその中子を組み合わせて、上下の鋳型を合わせる「納芯(のうじん)」という工程に入ります。

放送日:2017年12月13日

佐賀鋳物では、鋳型に溶けた金属を流し込んで作られる「鋳造品」を作っています。
金属は溶けた状態から固まるときに縮む性質があるため、鋳型は実際の製品より大きく作らなければなりません。
今回は佐賀鋳物の厚生労働省認定ものづくりマイスターの方に、その鋳物づくりのノウハウを伺います。

放送日:2017年12月6日

80年を超える歴史を持つ佐賀鋳物は、船や産業ロボットなどの、様々な鋳物製品を製造しています。
ものづくりマイスターをはじめ、鋳物づくりの達人が多数在籍しており、幕末より始まる鋳物づくりの遺伝子を受け継いでいます。
製造した鋳物は全国の造船所で使用されているほか、近年ではロイド船級を取得し、海外の需要も視野に入れた鋳物づくりを目指しています。

放送日:
12月27日
放送日:
12月20日
放送日:
12月13日
放送日:
12月6日

YOKO TANAKA

33歳2017年11月現在 佐賀商業高等学校卒業

入社2年目の田中さんは、工場内に設置されたスペースで成分分析の作業を担当。「通常は、製品の出荷・納品の事務作業が中心ですが、ほぼ毎日工場に入って製品の成分分析を行っています」。製品の成分が正しいかチェックするのが目的で、1500度の炉で溶かした鉄から採取したサンプルを、専用の装置を使って分析。「サンプルの採取は現場の担当者が行いますが、溶けた鉄を電気炉から取鍋に移す瞬間は迫力満点。初めて見たときは感動しました」と田中さん。趣味はライブに出かけることで、仕事と家庭を両立する1男1女のママ。

KOSUKE NOGUCHI

23歳2017年11月現在 神埼清明高等学校卒業

入社して間もない野口さんは、一通りの製造工程を研修中で、現在は型の抜き取りや中子納芯を担当している。「中子とは鋳型の内側に形状をつくるための型で、主型と呼ばれる鋳型と組み合わせる作業を担当しています」。実は、この工程は、製品の良し悪しを左右するほど重要で、通常は熟練した職人が担当するという。「覚えることがいっぱいですが、鋳物の面白さと難しさを日々実感しています。技術を磨いて、鋳造技能士の資格にもチャレンジしたい」と野口さん。休日の楽しみは、家でDVDを観てゆっくり過ごすことと、彼女とのデート。

TERUKI YOKO

35歳2017年11月現在 北陵高等学校卒業

入社1年目の横尾さんは、鋳型を作る造型作業を担当。「鋳型とは、溶かした鉄(溶湯)を流す型のことで、硬化剤などが混ざった砂を固めて作ります。この段階で、しっかり型を作っておかないと、ひび割れして溶湯が漏れるなど、その後の工程や完成度に大きく影響します」。製品の形状に応じて、溶湯を注ぐ湯口やガス抜きの穴を設ける作業もあり、十分な経験と知識が必要とされる。「鋳造は奥が深いので、学びながら自分も一緒に成長していきたい」と横尾さん。3人の男の子のパパで、家族と過ごすのが一番のリフレッシュ。